のれん分けとFC(フランチャイズ)の違い

のれん分けとフランチャイズの違いとは?


のれん分けとFC(フランチャイズ)

のれん分けFC(フランチャイズ)の違いは何でしょうか?一言でいうと「距離感」の違いです。それはどういうことでしょうか?


のれん分けとFC(フランチャイズ)の共通点

のれん分けとFC(フランチャイズ)の共通点をまず考えてみましょう。

  1. 実績ある商標(ブランド・屋号・看板)を利用できる
  2. ノウハウ(経営・マーケティング・組織づくりなど)を利用できる
  3. 競争力のある商材を仕入れられる

これを自力で一から構築するのは大変です。つまり一言でいうと、開業と成功のための「時間・コスト・リスク」を削減できる、ということです。
しかし、せっかくFC加盟して開業したけどうまくいっていない、という店舗は山程あります。それは、この3つのどこかに欠陥があるからです。
これからブランド選びする方は、この3つの視点で比較検討してみてください。いくら安く加盟できるからといって、欠陥のある(競争力のない)ブランドに手を出すのは避けましょう。

実際に、我々は全国の多くの飲食店様への卸事業をする中で、そんな声をたくさんいただきました。
「今加盟してるブランドがうまくいかないので、業態変更を相談したい」
「今のFCの商品力が弱いので、御社の商品を使わせてほしい」 などなど。

そこで私たちは、ただ卸をやるだけでなく、「のれん分け」という形で一歩踏み込んだ事業展開をはじめました。
上記3つの視点で少し私たちの宣伝を。

  1. 本店(水餃子専門店)は料理人ゼロ・25坪で月商1500万、利益率20~30%、世界最大口コミサイトのトリップアドバイザーで東京23区1位(10万店舗中)、コロナ不況の中でも満席行列。
    ブランドルーツの「でっかい餃子・曽さんの店」(焼き餃子専門店)は食べログ百名店に選ばれ、15年以上名店として君臨しつづけています
  2. 上記結果の理由は、経営ノウハウ、マーケティングノウハウ、組織づくりノウハウを構築してきたからです。求めに応じてそのすべてを開示するというのが私たちの方針です。また、「店長無しでも成立する組織」をつくり、15歳~82歳、国籍も様々なメンバーが活躍する仕組みをつくりました。その土台は「初期教育プログラム」です。必要に応じてこのシステムを活かしトレーニングの受け入れが可能です。
  3. 最も自信があるのが3番の「商品」です。我々は直営と卸事業で当社の餃子(餃包)の商品力を磨いてきました。「どうやったらこんな商品つくれるのですか?教えてほしい」とよく言われます。これこそが我々の「コア(中核)」です。加盟金・ロイヤリティ不要の「のれん分け」のビジネスモデルにする理由も、この「商品力」に絶対の自信があり、卸取引として永続的にお取引いただけると分かっているからできることなのです。また、一般的な餃子よりも2倍から5倍の売値でも成立することも実証済です。直営店は1個あたり約250円の売値で成立しています。そして、同じ商品なのに、焼き餃子でも水餃子でもどちらでも名店になれることも実証済です。普通の餃子は焼き専用なら水餃子は不味いです。逆もしかりです。同じ商品で両方販売できるのは販売戦略的にも、在庫管理の面でも優位性があります。

のれん分けとFC(フランチャイズ)の違い

のれん分けとFC(フランチャイズ)の違いは、加盟条件の違いやロイヤリティの違いではありません。それは、本部の方針によって、どちらの形態であれ、様々違うからです。では、のれん分けとFC(フランチャイズ)の違いは何でしょうか。
それが「距離感」の違いです。言い換えると「信頼の距離」の違いです。

視点を変えて、考えてみてください。

「なぜ、フランチャイズはもめごとが多いのですか?」

FC本部と加盟店のトラブル、訴訟などのニュースは後を絶ちません。私たちのまわりだけでも本部への不満を言う経営者をたくさん知っています。
なぜでしょう?

それは、構造的に「赤の他人」「契約書と金銭条件だけの関係」「人間的な信頼を土台にしていない関係」だからです。
膨大なページの契約書を見れば分かります。「不信」が出発点のビジネスモデルがフランチャイズです。
もちろん良い関係でうまくいっているFCビジネスもたくさんあります。しかしそれは、「業績」が良くてお互いに利益が上がり続けているときだけではないですか?
今回のコロナ不況で関係が悪化した方々はいらっしゃるのではないでしょうか。

それに対して、「のれん分け」は、一般的に元従業員が独立してお店をもつ、というパターンが多いです。
つまり、お互いのことを「理解しあっている関係」というのがポイントです。
フランチャイズと比較して、訴訟やトラブル率が少ないのには、そのような背景があるからです(絶対円満とは限りませんが)。
もちろんデメリットもあります。それは、「時間がかかる」ということです。
人間的な信頼関係づくりや成長には、やはり一定の時間がかかります。これがめんどくさい、という方にはのれん分けはあまり向かないでしょう。

当社では、FC(フランチャイズ)契約を行わず、のれん分けを基本にしています。
(契約書案を見ていただければ、その「薄さ」にきっと驚くでしょう)
ただし、5年も10年もかけないと独立できないようなビジネスをやるつもりはありません。それは非効率な職人の世界です。
当社のビジネスに「職人」は不要です。合理的な「システム」と「想い」と「成長」があれば、ある程度短期間に独立できるのです。

時にはFC(フランチャイズ)並のスピード感を出しつつ、のれん分けの良さ(信頼)を組み込んだビジネスモデルです。


のれん分け・FC(フランチャイズ)を選ぶときのポイント

ビジネスに「絶対」はありません。飲食店は存続しつづける確率の方が圧倒的に低いのです。甘い世界ではありません。
当社は成長繁栄しつづけていますが、それでも明日も存続する保障はどこにもないのです。
ですから、できるだけすべてをオープンにしながら、良いときも、そうでないときも、共に信頼をベースに成長進化しつづけることが大切だと考えています。

最後に、失敗確率を減らすためのブランド選びをポイントをまとめます

  • 「絶対に儲かります」のような根拠のない宣伝は注意する
  • 事実・実績を確認する
  • 本店が「圧倒的に」成功しつづけている
  • 本店の業績が長期間上がり続けている
  • 顧客として食べに行ったときに、理屈抜きで「いい」と惚れられるお店
  • 独立店舗を訪問してリアルな声を直接ヒアリングしてみる
  • 衰退が目に見えている流行り物には飛びつかない
  • 楽すべきところと、努力すべきところのメリハリを明確にする
  • まずは一度アルバイトでも短期でもいいのでその職場で働いてみて中身や真実を見る(これが最も確実)

当社では1日職場体験や、数日~1ヶ月のお試し修行などもお受けしています。
原則無料で体験できます。個人様で収入が必要な場合は純粋なアルバイトとして収入を得ながら働いていただくこともできます。

ご相談だけでも可能です。お気軽にお問い合わせください↓


【本店公式PV】肉汁水餃子 餃包 六本木交差点