2018年10月15日
こんにちは。
餃包の曾(そう)です。
さて、前回は私たちが陥ってしまった『プロダクトアウト』の考え方について書きました。
このブログでは、経営不振により撤退した『アールバーガー』と『餃包』を比較して、失敗から学んだ実体験をお伝えしていきます。
今回から、「餃包の軌跡」というタイトルに変更しました。
〜今求められるのは『顧客視点』〜
みなさん、今の日本ではマズいお店を探す方が苦労しませんか?
続いてる店は、どこも美味しいし、独自の商品やサービスで客を飽きさせません。
そしてもちろん、アールバーガーのハンバーガーやサイドメニューもどれも美味しかったのです。
しっかり商品開発に時間をかけていたので、『味』はよかったんです。
では、なぜ失敗したのか?
それは、今だから分かるのですが、
『お客はそんなの求めてない。』
ということだと思います。
アールバーガーの特徴は、
モチモチした白い蒸したバンズ
生産にこだわった豚肉100%のパティ
レタスの代わりに無農薬の大葉
ピクルスは大根の甘酢漬け
ソースは老舗八丁味噌を使った濃厚ソース
でした。
「みなさん、是非これ、お店に来て買ってください!」
と、僕は今、自分自身で書きながら、
「これ、もはやバーガーちゃうやん。肉まんの進化系やん。まぁ1回だけ試して終了やな。」とつぶやいています。
だって、ハンバーガーって
焼き目が美味しそうな茶色いバンズ
ガツンと粗挽きのビーフパティ
とろーりとろけるたっぷりチーズ
シャキッとレタスと真っ赤なトマト
薄切りのきゅうりのピクルスに
ケチャップにマスタードぶっかけてかぶりつきたいですもん。
まぁ、これは 1 つの例に過ぎませんが
「自分たちが考えた、この商品をどうやって売るか?」
ばかりを考えていたら、結局誰も買ってくれなかった訳です。
月日が経ち
アールバーガーの失敗で、運転資金が枯渇していた私たちは、背水の陣で餃包を誕生させました。
「これでダメだったら解散しよう」
という状況だったので、
「最後くらいは、自分が客なら通いたくなる店を創りたい」という想いでした。
内外装にお金をかけることは出来なかったので、特に商品に対して
「これは、自分がお客だったらこの金額で買うか?」と言う視点でメニューを作っていきました。
それがお客さんに受け入れられたのか、餃包の開業では予想を上回る客数を得ることが出来ました。
さらにその後、アールバーガーとの大きな違いが現れました。
それは、
開業後に『アールバーガー』は衰退していき、
『餃包』は徐々に成長し続けました。
さて、その衰退と成長の違いはなんだったのでしょうか?
【敗因その②】
・『事実』を受け止めていない
ここで言う1 つ目の事実とは『顧客の声』です。
先ほどのハンバーガー例だと、
「アールバーガーってハンバーガーっていうより、肉まんだよねー。つーか高いから普通のコンビニの肉まん買った方がよくない?」
とお客さんに口コミをされたとしても
「いやいや、これだけこだわってるヘルシーなハンバーガーだから安いくらいだよ。まぁこの人はうちのお客さんじゃないから無視しよう。」
と勝手に結論付けていました。
しかし実際には、いい商品か、悪い商品か、買うか、買わないかを決めるのはお客さんです。
という事は、どんなに良い商品だと作り手が思っていても、お客が「これは悪い商品だ」と言えば、それが事実となる訳です。
なので、餃包では顧客の声を大事にしています。
アンケートや覆面調査、ネットの口コミなどで『自分達がいい店を運営できてるかどうか』の事実を確認しているのです。
もし、うまくいってなかったらすぐに改善をし、
もし、うまくいってるなら、それをさらに伸ばすようにしています。
その繰り返しが餃包の成長に大きく繋がっていると思います。
では、2つ目の『事実』とは何でしょうか?
つづく。
店名 | 肉汁水餃子 餃包 六本木交差点 |
---|---|
ジャンル | 居酒屋・中華・水餃子 |
TEL | 050-3503-3119 |
住所 | 〒106-0032 東京都港区六本木4丁目9−8 |
予約 | ネット予約はこちら>> |
営業時間 | 【平日】 12:00〜23:45(L.O 23:00) 【土日祝】 12:00〜23:45(L.O 23:00) ■19時〜22時は満席になりお並びいただく事が多いため、お早めのご来店をお待ちしております |
定休日 | 第1月曜日(祝日の場合は翌日) |
ホームページ | ・肉汁水餃子 餃包 六本木交差点【公式】>> ・肉汁餃子 餃包 通販>> ・業務用餃子の餃包>> ・創業ストーリーはこちら>> |
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